音を失ったのならば(連載)(シズイザ)

 音を失ったのならば(連載)(シズイザ


1*間違い連鎖

「−−−−−−・・・」

声が出ない

朝起きると、声が出無くなっていた。

「・・・・・・?」

なぜかはわからい。

仕事でしくじった・・・?

いや、そんな事はないはずだ。

だって昨日は珍しく仕事が入ってなかった。

なので、そのままオフィスで資料をまとめていた。

思い当たる節がまったくと言っていいほどなかった。

(まあいいや・・・新羅に見てもらおう・・・)

そして俺は新羅のところへ向かった。




*********

「声が・・・出ない・・・?」

新羅のトコに着くと、

俺は声が出ないことを説明した。(もちろん声は出ないので、紙を貰い、そこに説明文をかいた。)

新羅は、珍しく切羽詰まった声で、聞いてきた。

顔も曇っている。

”ああ、朝起きたら、声が出なくなっていた。”

いちいち紙に書くのめんどくさいなあ・・・

そんな関係のない事を考えていたので、

俺は気付かなかった。





新羅が、バツの悪そうな目で

俺を見ていたことに・・・・・・








*******

「気を付けて帰ってね。」

今日の新羅は珍しい事ばかりだ。

なんか変な顔してたし、さっきみたいに

ホントに心配しているような声で言ってくるし・・・

今日の新羅へんなの

音のない声で、新羅に言った。

すると新羅は、口の動きで読みとったのか、

少し苦笑いを浮かべ、失礼な、と言った。

「何かあったら、いつでもおいで。」

いつもなら、僕とセルティの愛の巣に邪魔をしに来るなとか言うのに・・・・・・

ホントにヘンなの

もう一度つぶやいて(声はでないが)

新羅の家をあとにした。







*********

臨也が出て行った後、

新羅はリビングに戻り、

高級そうなソファへ、座るというより堕ちたように、ボスンッと音をたてながら、

それに身をあずけた。

そして、自分以外誰もいない部屋(セルティは仕事でいない。)で、

ぽつりと、声を漏らした。



「ごめんね・・・・・・臨也・・・。」

その声に反応を返す者は

いなかった・・・・・・











*<音失>はじまりました!!

 いやあ、相変わらず文才がないですねww

 ここは、あまり見られないので、ここで連載していきます!!

 えー、色々とおかしい言葉が入ってるとおもいますが、

 スルーしてくだs((殴

 いや、ホントはセルティを出そうと思っていたのですが、

 力尽きました(←

 ここまで見てきださって、有難うございました!!

 何か感想などがあれば、コメにてお伝えください!!

 次回をお楽しみに♫




2010.07.04

.*Royz*.+